大型車追突、玉突き 6人重軽傷、7台絡む事故 千葉市の国道357号

大型ダンプなど7台が絡んだ事故現場。ダンプ2台の間に挟まれ大破した乗用車(中央)=31日午後5時半ごろ、千葉市中央区新宿1(画像の一部を加工しています)
大型ダンプなど7台が絡んだ事故現場。ダンプ2台の間に挟まれ大破した乗用車(中央)=31日午後5時半ごろ、千葉市中央区新宿1(画像の一部を加工しています)

 31日午後3時半ごろ、千葉市中央区新宿1の国道357号で、大型ダンプが信号待ちで停車中の乗用車に追突し計7台が絡む多重事故が発生した。20~60代の男女計6人が病院に運ばれ、うち男性1人が意識不明の重体。この事故で現場は一時交通規制され、周辺道路で渋滞が発生した。

 千葉中央署によると、片側3車線の左車線を市原市古敷谷の運転手男性(67)の大型ダンプが進行中、信号待ちの車列の最後尾にいた市川市内の男性(65)の乗用車に追突。そのまま前方の乗用車や大型ダンプなど4台が玉突きで次々追突した。追突の衝撃で乗用車が大破し、破片が中央車線を走っていた別の乗用車にぶつかったとみられる。現場に大型ダンプのブレーキ痕はなかったという。

 この事故で、最初に追突された市川市の男性が意識不明の重体となったほか、男性3人、女性2人がけがを負い、千葉市や浦安市などの医療機関に搬送された。最初に追突した大型ダンプの会社員男性も医療機関に搬送されていることから、同署は男性の回復を待って詳しい事情を聴くとともに自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑を視野に入れ捜査する方針。

 現場は千葉ポートアリーナ前の交差点付近の直線道路。事故を受け前後約50メートルを規制線で一時封鎖し、大破した乗用車を中心に同署員らの現場検証が続いた。

 事故車線の隣を走っていた男性は千葉日報社の取材に「雷のような大きな音が鳴った後、最後尾を走っていたダンプが止まらずに突っ込んでいった。もし隣を走っていたらと思うと本当に怖い」とおびえた様子。事故当時、近くを散歩していた60代女性は「交通量は多い道路だが、こんなひどい事故は初めて」と驚いた表情で話した。


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