2015年1月29日 15:40 | 無料公開

花粉シーズンを控え、気象情報会社ウェザーニューズ(千葉市)は自動的に花粉を観測できる「ポールンロボ」を全国の病院など約千カ所に設置する取り組みを進めており、28日に観測機を報道陣に公開した=写真(共同)。
ポールンは英語で花粉の意味で、手に乗るほどの球体の表面に人の顔を模したデザイン。口の部分の穴から花粉を吸い込んで観測し、量に応じて5種類の色が目の部分に示される。黄砂や火山灰なども観測できる。
また、各観測機のデータは、インターネットに接続することで同社に集約。分析結果はスマートフォンのアプリなどで無料閲覧できる。
ウェザーニューズによると、今年は関東から東海地方にかけて花粉量が非常に多く、関東では昨年比で2~3倍になる見込みとしている。
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