障害者用駐車場 利用8割は「健常者」 マナー違反の実態浮き彫り 千葉県内で調査

車いす乗降のため広めに設計された障害者用駐車場=13日、千葉市中央区の県庁
車いす乗降のため広めに設計された障害者用駐車場=13日、千葉市中央区の県庁

 歩行困難な障害者らのために設けられた「障害者等用駐車場」で、実際に利用している人の8割は健常者とみられることが障害者団体が千葉県内で行った調査で分かった。調査は全国初の試み。ある市役所では、隣接する商業施設に行く人が利用していたケースもあり、健常者が安易に利用している実態が浮かび上がった。

 調査は、一般社団法人「障がい者社会参画支援機構」(さいたま市)が昨年6~7月にかけて千葉県内で実施。市役所や高速道路のパーキングエリア、商業施設から任意で24カ所の障害者等用駐車場を選び、それぞれ1日~1週間かけて調査した。

 駐車した車両に「車いすマーク」や、肢体不自由者が運転していることを示す「四つ葉マーク」などが張られているか、運転者や同乗者に障害があるかを目視により判断した。

 合計利用台数1528台のうち「適正利用」と確認されたのはわずか約18・3%の279台。

 場所別では、高速道路のパーキング ・・・

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