代ゼミ、校舎の7割閉鎖へ 柏、津田沼など20校、来春以降募集せず

 大手予備校の代々木ゼミナールは23日、千葉県内2校(柏、津田沼)を含む、全国27校の7割を超える20校を来春にも閉鎖する方針を明らかにした。少子化による受験生減少などが背景とみられる。東京の本部校など一部を残す一方で、インターネットなどを活用し、教室や小規模な拠点で授業する方式への転換を目指したい、としている。

 代ゼミによると、閉鎖の対象は柏、津田沼をはじめ、仙台、大宮(埼玉県)、横浜、京都、神戸、小倉(福岡県)、熊本など。20日、講師らに理事長の方針が伝えられた。

 閉鎖する校舎では、来春以降の生徒募集はせず、在校生徒には存続する校舎や系列の「Y-SAPIX」を紹介する。東京の本部校と造形学校、札幌、新潟、名古屋、大阪南、福岡の各校は残す。

 代ゼミは1957年に創立。駿台予備学校、河合塾と並び三大予備校といわれた。学校法人高宮学園(東京都渋谷区)が運営し、全国17都道府県の大都市に校舎を展開している。

 大規模なリストラを実施する理由について、代ゼミの広報担当者は「少子化だけが原因ではなく、コンパクトな拠点を増やし、生徒が通いやすくなることを目指す」としている。


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