刺殺容疑で組員ら逮捕 死亡男性とトラブルか 松戸署捜査本部

 松戸市で住所、職業とも不詳の村越伸一さん(46)が刺殺された事件で、県警捜査1課と松戸署の捜査本部は5日、殺人の疑いで同市河原塚、職業不詳の男(67)と同市中和倉、弟で指定暴力団住吉会系組員の男(60)を逮捕した。捜査本部は村越さんと2人の間にトラブルがあったとみて詳しい経緯などを調べる。

 捜査本部によると、村越さんが指定暴力団稲川会系組員だったことから、暴力団組織に関連したトラブルを捜査した結果、男(67)らが浮上。村越さんは2日夜、男(67)の自宅に車で乗り付けけんかになった際に刺されたとみられる。

 捜査本部は5日、村越さんと一緒に行動していた知人で稲川会系組員の男2人についても、2日のけんかで男(67)と男(60)にけがを負わせたとして傷害容疑で逮捕した。

 男(67)と男(60)の逮捕容疑は共謀の上、2日午後9時半ごろ、男(67)の自宅敷地内で、村越さんの右腹を刃物で刺して殺害した疑い。玄関先に血痕が残っていた。捜査本部は敷地内で凶器の可能性がある刃物を押収しており、鑑定を急ぐ。

 知人2人は当初、「村越さんは交通トラブルで男に刺された」と説明。しかし、矛盾点が多いことから捜査を続けた結果、2人は「間違いだった」として、男(67)らともめたことを認めた。逮捕した4人はいずれもあいまいな供述をしており、捜査本部は全体像の解明を進める。


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