千葉県警採用試験募集開始 倍率低迷、警察官確保へ 加点対象者拡充で幅広く 4年半ぶり授業体験ツアーも

千葉県警が開催したバスツアーで初任科生から指紋の採取方法を教えてもらう参加者(右)=東金市の警察学校
千葉県警が開催したバスツアーで初任科生から指紋の採取方法を教えてもらう参加者(右)=東金市の警察学校
2024年度の警察官採用試験の募集を呼びかけるポスターを囲む警察官ら=県警本部
2024年度の警察官採用試験の募集を呼びかけるポスターを囲む警察官ら=県警本部

 千葉県警の警察官採用試験の競争倍率が低迷している。受験者数は減少傾向にあり、2023年度の採用試験の応募者数は3140人、倍率は過去5年で最低の3・1倍となり、採用担当者は「非常に厳しい情勢」と危機感を募らせている。県警は警察学校(東金市)の見学会を開いたり、1次試験で加点される資格対象者を拡充したりして、8日から申し込みが始まった24年度の採用試験で優秀な人材確保を目指している。

 県警によると、採用試験の ・・・

【残り 691文字】



  • Xでポストする
  • LINEで送る