コロナ落ち着き山岳遭難増 千葉県内22年 前年比10件増15件 2人死亡 識者「低山でも万全準備を」

山岳遭難や事故に備え鋸山で行われた救助訓練=2020年9月、富津市
山岳遭難や事故に備え鋸山で行われた救助訓練=2020年9月、富津市

 2022年に千葉県内で発生した山岳遭難は前年比10件増の15件で、遭難者は14人増えて19人だったことが、千葉県警のまとめで分かった。2人の死亡も確認されている。新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着きつつあり、山に出かける人が増えたことも遭難件数の増加につながったとみられる。県内は標高の低い山が多いため、軽装備で山に登る人もいるといい、県内の山岳に詳しい関係者は「低山でも登山に適した服装や事前の準備を心がけてほしい」と呼びかけている。< ・・・

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