幕張ビーチ花火フェスタ3年ぶり開催 事前応募の2万人限定観覧、ユーチューブ生配信も

2019年8月に開催された幕張ビーチ花火フェスタ(第41回千葉市民花火大会)=千葉市美浜区
2019年8月に開催された幕張ビーチ花火フェスタ(第41回千葉市民花火大会)=千葉市美浜区

 千葉市は27日、真夏の風物詩「幕張ビーチ花火フェスタ(千葉市民花火大会)」を幕張海浜公園(美浜区)で8月6日に開催すると発表した。2020年と21年は新型コロナ感染予防のため中止しており、3年ぶりの復活。観覧を事前応募で当選した市民2万人に限定し、打ち上げ時間を短縮するなどコンパクト化して感染対策を図る。観覧できない市民向けにユーチューブなどで生配信を行う。

 神谷俊一市長は27日の定例記者会見で「広い砂浜で人数制限を行い密を避けるなど、実施できる感染対策がとれると判断した。社会経済活動の活性化に向け、また、政令指定都市移行30周年の節目の夏を楽しんでもらいたい」と期待した。

 市観光MICE企画課によると、これまでは有料と無料の観覧席約10万人分を設けていたが、今年は事前応募で当選した市民2万人のみが入場できる無料の招待席のみを設置。1メートル以上の間隔を空けて観覧できるよう工夫する。花火も海面間近に斜めに打ち上げる海上花火をメインに約5千発として、時間も従来の45分間から30分間に短縮する。

 感染状況によっては中止の可能性もあるため、企業などからの協賛金も集めず、事業費6300万円は市の一般財源から捻出。例年会場周辺に出店していた屋台などの出店も行わない。市は公園周辺で観覧しないよう呼びかけるとしており、警備員などの配置も検討していく。

 市民の事前応募を受付中で、6月20日まで市ホームページ記載のURLから応募ができる。招待席の抽選に漏れた市民や市外在住者向けに、市公式ユーチューブなどで生配信を行う。

 同花火大会は千葉市の夏の風物詩として定着。41回目だった19年は約2万3千発の花火が夜空を彩り、会場周辺も含め約30万人が詰めかけた。

 一方で、中心市街地で開催するもう一つの風物詩「千葉の親子三代夏祭り」(千葉市を美しくする会主催)は中止を決定。神谷市長は「親子三代夏祭りは、飛び込み的に参加できるのが特徴で、参加者の把握や間隔の保持が難しい」と花火大会との違いを強調した。


  • LINEで送る

千葉市