生徒が被災家屋片付け 我孫子東高、液状化被害地区で 夏休み期間に支援活動

被災家屋から運び出した荷物を整理する高校生ら=今月25日、我孫子市
被災家屋から運び出した荷物を整理する高校生ら=今月25日、我孫子市

 東日本大震災で液状化被害を受けた我孫子市都を中心とした布佐東部地区で、県立我孫子東高校の生徒約90人が取り壊しの決まった家屋の荷物整理などを手伝う「片付けボランティア」に取り組んでいる。生徒は夏休み期間を利用して参加。片付けに困っていた高齢者のみの世帯が多く、感謝の声が上がっている。

 同地区では地盤の液状化により、住宅を中心に計118戸が全壊家屋と判断された。市は現在残っている全壊家屋46戸の11月解体開始を目指して準備を進めているが、取り壊すには家具などを事前に運び出しておく必要がある。

 今回、片付けを依頼されている家屋は11軒。8月28日までの期間中、野球部や生徒会、ソフトテニス部、サッカー部などの生徒が、市の職員とともに作業に当たる。布佐東部地区復興対策室によると、倒壊する可能性がある家屋は既に取り壊されるなどしており、ボランティアの対象家屋に危険性はないという。


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