タオルで被災地復興 学生が史跡などデザイン 我孫子・川村女子大

デザインしたタオルを披露する川村学園女子大学の学生=24日、我孫子市役所
デザインしたタオルを披露する川村学園女子大学の学生=24日、我孫子市役所

 東日本大震災で被害を受けた市内被災地の復興に向け、我孫子市の川村学園女子大学の学生がデザインした同市のオリジナルタオルが24日、お披露目された。同市の職員有志が制作費を出資。「我孫子でしか手に入らないグッズ」(同市)としてイベントなどで販売し、収益は液状化被害の大きかった布佐東部地区の復興などに役立てる。

 制作されたうちの1枚は、市無形民俗文化財に指定されている「古戸里神楽」をモチーフにした人物、志賀直哉邸などの史跡をデザインした縦40センチ、横1メートル10センチのスポーツタオル(700円)。古戸里神楽は同市古戸地区で行われている祭礼で、笛と太鼓に合わせて舞う「神楽舞」とせりふのある面芝居の2種類がある。

 デザインした同大美術部の3年、高宮真菜さん(20)は「我孫子市は史跡が多く残り、身近に歴史を感じられるのが魅力。我孫子の歴史に興味を持って」と呼び掛ける。

 もう1枚は、利根川と手賀沼に挟まれた立地からイメージしたかっぱと、市花のツツジを描いた縦34センチ、横84センチのフェースタオル(300円)。担当した同部1年の海老原歩実さん(19)は「子どもにも親しまれるシンプルなデザインを心掛けた」と話す。


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