南房総の風景と対話する 溝口七生(下) 大久保守 【海を見つめる画家たち】(139)

 東京都の区立養護学校教諭の職を得て、昭和35年6月、千葉県富山町(現南房総市)に赴任した溝口七生は、憧れの教職に就き、虚弱児教育に取り組む。

 その一方で、作品制作も本格化する。きっかけは、数年後に学校を訪れた大(だい)誠一という光陽会の画家が溝口の作品 ・・・

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