「日曜日」に質問戦 傍聴人増え議場に“活気” 大多喜町議会

以前より多い傍聴人を迎えてスタートした大多喜町議会の「日曜議会」
以前より多い傍聴人を迎えてスタートした大多喜町議会の「日曜議会」

 大多喜町議会(定数12)の定例議会が3日開会し、「日曜議会」として初めて開かれた。県内市町村議会の先陣を切って導入されたもので、平日に実施していた以前に比べ、質問する議員も傍聴に訪れた町民も増え、質疑応答はさらに活発化。新たな議会改革の取り組みは、上々の滑り出しを見せた。

 日曜議会は、今年3月に県南では長生村に次いで策定したとされる「議会基本条例」で、重要議案の賛否に関する議員名公表、執行部による逆質問、議会による政策提言などとともに定めた骨子の一つ。

 同議会は先行する神奈川県開成町議会に視察団を派遣するなどして準備してきた。町議会事務局は「広報紙では、審議結果は伝えられるものの、審議経過までは伝え切れない。実際に足を運んで見て聞いてもらうことで町政に関心を持ってもらえれば」と狙いを説明する。

 この日は一般質問が行われ、開会と同時に十数人が傍聴席へ。近隣自治体の議員の姿もあった。これまでは平均で数人、1人もいなかった時もあり、開催日を休日にシフトした成果が早速表れた格好だ。

 会社員の男性(57)は、「今までは仕事を休んで来ていた。日曜なら来やすく町民のためにいいと思う。私たちの代表である議員が出ている。町への要望がどう審議されているのかを間近で見たかった」と話した。


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