自宅療養者対応を集約 千葉市、センター設置へ コロナ患者急増受け

千葉市役所
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 千葉市は30日、新型コロナ患者の増加に伴い自宅療養者も増えていることを受け、自宅療養者の健康観察などを担う「自宅療養者健康観察センター」を設置することを明らかにした。8月中の運営開始を目指す。事業費4億4800万円などを盛り込んだ一般会計補正予算を専決処分した。

 市によると、市内の自宅療養者は29日現在で544人。50人程度だった7月上旬に比べて10倍以上増加した。市保健所が健康観察などを行っているが、これらの業務を同センターに集約。市保健所は急増する新規感染者の調査や重症者への対応、入院調整などに特化する。

 同センターは、看護師が自宅療養者宅に1日1~2回電話して体調や酸素飽和度、体温を確認。医師のオンライン診療による投薬治療も行うほか、医師が入院が必要と判断した場合は市保健所に引き継ぐ。

 市は新型コロナ患者急増で、各区役所に勤務する保健師を市保健所に集めて対応。このため各区の保健行政に支障が出ている。同センターの運営開始で同保健師が各区役所に戻ることができ、各区の保健行政の回復も期待できるという。


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