2021年7月19日 05:00 | 有料記事
多くの飲食店が立ち並ぶ田中地区の繁華街。狭い路地を抜けると、すぐに住民らに愛される小野川が見える=香取市佐原イ
※この記事は2016年9月4日付の千葉日報に掲載したもので、文中の情報はすべて掲載当時のものです。
2016年春、江戸時代からの町並み群と歴史文化が県内で初めて「日本遺産」に認定された香取市・佐原。水運で栄えた町が認定された要素のエッセンスとなっているのが、風情ある小野川沿いや、商家や土蔵が数多く残り、国の保存地区にも選定されている町屋造りのたたずまいだ。そんな佐原の町並みから延びる狭い小道に一歩足を踏み入れると、今も昭和の趣をかすかに感じる路地や銭湯と出合うことができる。
歴史的建造物が現存し、四季を問わず多くのファ ・・・
【残り 1364文字、写真 4 枚】