先月死んだアジアゾウ2頭、死因は腸炎の可能性 市原ぞうの国、「プーリー」と「ミニスター」悼み植樹

原因不明の体調不良となり死んだアジアゾウのプーリー(奥)=2018年8月、市原市の「市原ぞうの国」
原因不明の体調不良となり死んだアジアゾウのプーリー(奥)=2018年8月、市原市の「市原ぞうの国」
得意なサッカーやダンスで入園客を喜ばせた「ミニスター」=市原ぞうの国提供
得意なサッカーやダンスで入園客を喜ばせた「ミニスター」=市原ぞうの国提供
プーリーとミニスターの墓で植樹が行われた=16日、市原ぞうの国
プーリーとミニスターの墓で植樹が行われた=16日、市原ぞうの国

 市原市山小川の動物園「市原ぞうの国」(坂本小百合園長)は16日、先月16日に死んだ2頭のゾウの死因は腸内の常在菌による腸炎の可能性があると発表した。2頭が命を落としてから1カ月が経過し、同園では16日、2頭の墓で追悼の植樹が行われた。

 同園によると先月14日、雌のアジアゾウ6頭が下痢や食欲不振など突然体調を崩した。2日後の16日、6頭のうちプーリーとミニスターが相次ぎ命を落とした。病理検査で死因は腸炎と判明し、腸内の細菌による可能性があるという。国内やタイの大学などが腸炎の原因などを調べている。

 2頭は園内の一画に並んで埋葬されている。プーリーはヤマボウシ、ミニスターにはアメリカデイゴの木が、動物園スタッフの手で植えられ、坂本園長らが線香を供えた。それぞれの木を選んだ坂本園長は「樹木葬として植樹した。木を大切にしてきたい」と話した。

 一方、4頭のうちミッキーとゆめ花は現在も治療中で、ゆっくりながら回復している。他の2頭はすっかり元気になった。


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