茂原七夕まつり2年連続中止 コロナ収束見えず「断腸の思い」 来場者の安全優先

例年80万人以上の来場者がある「茂原七夕まつり」は、昨年に続き今年も中止が決まった
例年80万人以上の来場者がある「茂原七夕まつり」は、昨年に続き今年も中止が決まった

 茂原七夕まつり実行委員会は7日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、7月10、11日に予定していた同まつり(第67回)を中止にすると発表した。6日に実行委を構成する市、茂原商議所、茂原市観光協会の代表者が会合を開いて協議して決めた。中止は昨年に続いて2度目。

 実行委会長の田中豊彦市長は「開催に向け準備を進めていたが、いまだ先行きの見えない中、来場者の健康、安全を第一に考えた結果、断腸の思いで中止とさせていただいた」とコメントを出した。

 実行委によると6日の会合で「『市民まつり』の観点からも、コロナの収束が見えない現状では、できると思えない」との考えで一致。開催すべきとの意見は出なかった。

 一方、「何か代わりになる行事ができないか」との声もあり、慎重に状況を見ながら検討する方針。商議所の鈴木雅文専務理事は「2年続けて何もないのはいけないとの思いをみな持っている」と話した。

 来年は第68回として開催することで合意。鈴木さんは「2年たまった思いをパワーにして盛大にやりたい」と力を込めた。

 同まつりは華やかな飾り付けと、市民が多数参加する踊りパレードなどで知られ、期間中80万人以上の人出でにぎわう。茂原市、埼玉県狭山市とともに、関東三大七夕まつりに数えられる神奈川県平塚市の七夕は通常開催を中止し、関連行事を実施する。


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