2021年1月7日 05:00 | 無料公開

医療用ガウンを寄付した金さん(中央)=佐倉市役所
新型コロナウイルスの感染拡大を受け医療用防護具などの不足が指摘される中、都内で介護用品の開発などを手掛ける商社を経営する中国出身の金小東さん(58)が、佐倉市に使い捨て医療用ガウン約11万枚を寄付した。
日中交流団体の理事長も務める金さんは、中国から約1千万円分のガウンを輸入。保管していた運送会社で勤務する知人らを介して市へ寄付する運びとなったという。
運送会社の関係者と市役所を訪れた金さんは「必要なところに行き渡り、活用してもらえたら」。受け取った西田三十五市長は「市民を代表し心から感謝する。大切に使いたい」と述べた。