“町の顔”再生祝う 歴史的建築物の中庁舎改修 大多喜町

大多喜町の庁舎整備事業で増築された本庁舎(右の建物)に隣接し改修された中庁舎
大多喜町の庁舎整備事業で増築された本庁舎(右の建物)に隣接し改修された中庁舎
中庁舎で開かれた竣工式であいさつする飯島町長=26日
中庁舎で開かれた竣工式であいさつする飯島町長=26日

 大多喜町で26日、「役場庁舎竣工(しゅんこう)式」が開かれた。本庁舎を昨年8月に増築したのに続き、近代建築の先駆けとして日本建築学会作品賞を受賞した中庁舎(旧庁舎)を1959年の建設当時の面影を残したまま改修した。関係者約90人が参加し、半世紀以上にわたり大切に使ってきた“町の顔”の再生を祝った。

 庁舎整備は2010、11年度の2カ年に約7億円を投じて実施した。

 今回、改修された中庁舎は地上1階(塔屋1階)地下1階建てで、延べ床面積は約1200平方メートル。4月2日から、新たに健康診断などを行う保健センターや議場が入る拠点として生まれ変わる。

 あいさつした飯島勝美町長は「中庁舎は先人の思いがこもった建物。できるだけ当時のまま残すことができて安堵(あんど)した」と老朽化しても取り壊さず最大限保存した意義を強調した。


  • LINEで送る