一宮館を描く「微笑」 芥川龍之介(12) 中谷順子 【房総の作家】

 大正5年夏、久米正雄とともに、上総一の宮でひと夏を過ごした愉快な思い出が、大正14年に執筆された随筆「微笑」(東京日日新聞・8月)に書かれている。「一宮館」及び付近の砂山が描かれているので紹介しよう。

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【残り 960文字、写真 1 枚】



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