秋彩る大輪咲き競う 山武8日まで菊花展

300点以上の丹精込めて育てられた菊が並ぶ=山武市
300点以上の丹精込めて育てられた菊が並ぶ=山武市
切り花や一枝から何輪もの花を咲かせた創作作品も楽しめる
切り花や一枝から何輪もの花を咲かせた創作作品も楽しめる

 愛好家が丹精込めて育て持ち寄った彩り豊かな菊が並ぶ「菊花展」(山武市菊花愛好会主催)が、同市の成東文化会館のぎくプラザ前広場で8日まで開かれている。1年間手塩にかけた鉢植えなど300点以上がズラリ。美を競い合うように咲き誇る秋の花が、訪れた人の目を楽しませている。

 毎年恒例の菊花展は58回目。人の背丈ほどに伸ばした大輪菊3輪を仕立てた「盆養」や、1輪だけの「福助」など伝統的な形の9部門のほか、十数年ぶりに花瓶に挿した切り花も並んだ。

 2日開かれた審査会で最高賞の「市長賞」には、金田重興会長が出品した黄色の盆養が選ばれた。初受賞の金田会長は「昨年の暑さに学び、培養土や水やりの仕方を一新したのが功を奏した」と喜んだ。審査員長を務めた全日本菊花連盟公認審査員指導員の上村遙さんは「猛暑が長く難しい年だったが、これほど元気で大きな花をたくさん集めたのは全国でもここだけ」と全体を評価した。

 会期中は毎日先着100人に小菊か大輪菊のポット苗をプレゼントする。鉢植えがもらえる抽選会などのイベントもある。金田会長は「高齢化で会員が14人と少なくなっている。若者でも素人でも山武市民でなくても、丁寧に教えるのでこれを機会に仲間になってほしい」と呼び掛ける。

 午前9時~午後4時開場。問い合わせは同館(電話)0475(82)5222。

 その他の特別賞は次の通り。かっこ内は部門。

 同市議会議長賞=金田重興(盆養・白)、同市教育長賞=金田重興(盆養・赤錦)、同市農業委員会長賞=川野宏(管物)、上村遙賞=川野宏(ドーム)、北斎巴錦賞=川野宏(巴錦)、成東文化会館長賞=金田重興(福助)、県議会議員賞=川野宏(ドーム)、菊花愛好会長賞=川野宏(だるま)


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