2012年3月17日 15:42 | 無料公開

大多喜町の商業施設店頭に設置された古紙回収システム
大多喜町の商業施設「オリブ」に16日、常設型の古紙回収システム「エコモ」が開設された。古新聞や古雑誌などを持ち込むと買い物ができるクーポンが発行される。紙の専門商社、国際紙パルプ商事(東京)が県内では浦安市、酒々井町のスーパーに続き3例目として投入した。
同社によると、古紙を自前の設備により効率的に回収するのが狙い。これまでは主に古紙回収業者から調達していた。集まった古紙は製紙メーカーに送り再生紙の原料となる。消費者にも古紙の処分と環境貢献、商業施設にも集客力アップにつながるという。
エコモは容量2トンの回収ボックスと操作盤で構成。回収ボックスの底に計量装置があり、1キログラムにつき1ポイントを付与。100ポイントで100円分のクーポンと交換できる。
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