2020年9月21日 05:00 | 有料記事
学生時代から詩人、吉本隆明の詩論を愛読してきた。歌人、岡井隆と吉本の間で闘われた和歌の定型をめぐる論争も興味をもって読み、塚本邦雄ら前衛短歌のめざましい活躍ぶりを知った。しかし、正岡子規に始まり伊藤左千夫や斎藤茂吉、島木赤彦ら『アララギ』の写生系、与謝野鉄幹・晶子らによった『明星』のロマン主義系、窪田空穂や若 ・・・
【残り 1392文字、写真 1 枚】
学生時代から詩人、吉本隆明の詩論を愛読してきた。歌人、岡井隆と吉本の間で闘われた和歌の定型をめぐる論争も興味をもって読み、塚本邦雄ら前衛短歌のめざましい活躍ぶりを知った。しかし、正岡子規に始まり伊藤左千夫や斎藤茂吉、島木赤彦ら『アララギ』の写生系、与謝野鉄幹・晶子らによった『明星』のロマン主義系、窪田空穂や若 ・・・
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