一の宮から別れの手紙 芥川龍之介(8) 中谷順子 【房総の作家】

 一の宮で夏を過ごしていた龍之介は大正3年7月28日、恋人吉田弥生に手紙を送っている。内容は交流を絶つ旨の文面だった。「御手紙拝見致し候…」の言葉から始まり、弥生からの手紙の返事だったことがわかる。

 実はこの手紙を執筆 ・・・

【残り 979文字、写真 1 枚】



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一宮町