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新型コロナウイルス情報

妊婦用マスク急ぎ発送 国の配布遅れに対応 九十九里町

妊婦用の使い捨てマスクを袋詰めする町職員=九十九里町
妊婦用の使い捨てマスクを袋詰めする町職員=九十九里町

 新型コロナウイルスの感染防止策として政府が配布するマスクに汚れや不具合があった問題で、九十九里町は、必要枚数が届かず供給できなくなっている町内の妊婦向けに使い捨てマスクを独自に配ることを決めた。町役場では、職員が急ぎ封入作業を行い、発送する作業に追われた。

 問題を受け、厚生労働省と納入元企業は、全世帯向けの未配布分のマスクを回収する方針を明らかにしており、他に高齢者施設などの福祉施設と妊婦用も回収対象となる。

 町によると、国からのマスクはいったん町が受け取って各妊婦に配布する。だが、問題の発覚で国からの配達が遅れ、必要枚数が届いていないため配布ができなくなっている。

 これを受け、町は応急措置として使い捨てマスクを1人につき10枚郵送することにした。職員が1枚ずつ手作業で品質を確認して小分けにする作業を行った。対象の妊婦は22日現在で22人。今後新たに妊娠する人も想定して3人分を追加し、計250枚を用意した。

 担当者は「妊婦は健診などのためどうしても外出する必要がある。配布の遅れが通院の抑制になるようなことがあってはならない」と話した。

 また、町は町内の入所定員10人以上の高齢者施設4カ所に計500枚、こども園と学童に計千枚の使い捨てマスクを配布。町内の「ドゥカーレガーデンホテル九十九里」「ばんや」の2事業者から寄贈された計1500枚を活用した。


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