旧クレストホテルに一時移転へ 完成まで5年8億で賃借 新庁舎建設で習志野市が方針

新庁舎建設の間、市役所機能の移転先に予定されている旧クレストホテル=習志野市
新庁舎建設の間、市役所機能の移転先に予定されている旧クレストホテル=習志野市

 習志野市の新庁舎建設に関する住民説明会が22日、同市袖ケ浦公民館などで始まり、市は庁舎完成までの移転先として京成津田沼駅前の旧ザ・クレストホテル津田沼を5年間8億円以内の債務負担行為で賃借する方針を明らかにした。3月議会提出の新年度予算案に計上する予定。

 新庁舎建設の方針は築47年になる本庁舎の老朽化に加え、東日本大震災に伴う耐震性の低下から浮上。市役所北側の市有地約3万5千平方メートルを第一候補地に約1万5千~1万8千平方メートル規模、70億~80億円の建設費を想定している。

 同ホテルは10年前に閉店し、駅前の好立地ながら借り手が見つからず空室の状態。地下1~2階部分に入居しているスポーツクラブも建物所有者との契約満了に伴い、3月末日で撤退する。

 市の説明によると、庁舎完成までは5~6年かかる見通し。その間の対応策として仮設庁舎のリースや既存公共施設への分散移転も検討したが、役所機能の維持、費用面などから同ホテルへの一時移転が最善と判断した。


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