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「光る江戸図」成田空港に 12日から日本文化PR

12日から成田空港に展示される「光る江戸図」=千葉市中央区
12日から成田空港に展示される「光る江戸図」=千葉市中央区
3Dで現れる歴博のキャラクターが4カ国語で作品を解説
3Dで現れる歴博のキャラクターが4カ国語で作品を解説

 千葉県内の企業や自治体でつくる成田空港活用協議会は12日から、佐倉市の国立歴史民俗博物館が所蔵する金びょうぶを再現した「光る江戸図」を成田空港第2旅客ターミナルの出国手続き後エリアに展示する。鮮やかに浮かび上がる江戸の町並みを4カ国語の音声で解説、訪日客などに日本文化をアピールする。

 「光る江戸図」は、同館が所蔵する2枚組の「江戸図屏風(びょうぶ)」の画像データを布製の生地に印刷、内側からLEDで照らし実物と同じ金色の輝きを再現した。

 高さ約1・6メートル、幅はいずれも約3・6メートルのほぼ実寸大で製作。江戸初期の1630年ごろの江戸城や日本橋、浅草など各所の光景が四季折々に描かれ、3代将軍・徳川家光とみられる人物も随所に登場する。

 解説してくれるのは、円筒形の装置内に3Dで投影された同館キャラクターの「もみちゃん」ら。日本語、英語、中国語、韓国語の4言語で日本の伝統文化と最新技術を融合してPRする。

 展示は、同館と佐倉市、千葉銀行、NTT東日本千葉事業部が共同で提案。今後は県内の学校に貸し出したり、地域イベントでの展示も計画しているという。

 西谷大副館長は「実物は博物館でもめったに展示されない貴重な史料。身近に見てもらえるのはうれしい」と笑顔。将来的には海外の博物館と連携して作品を展示するなど「空港を各国の文化をつなぐ博物館にするのが夢」と語る。


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