救命リレー6人に感謝状 23歳男性が社会復帰 船橋中央消防署

人命救助の状況を小形署長(左端)に説明する清水さん(右端)ら=船橋市
人命救助の状況を小形署長(左端)に説明する清水さん(右端)ら=船橋市

 昨年12月にJR船橋駅構内で倒れた男性(23)にAED(自動体外式除細動器)を使うなどして救命処置を行ったとして、船橋中央消防署の小形寿昭署長は20日、会社員の清水達夫さん(68)ら男女6人に、感謝状を贈った。6人の見事な“救命リレー”で、男性は回復し、社会復帰を果たしたという。

 ほかに感謝状を受けたのは、保育士の橘由美子さん(51)、AEDメーカー社員の中村聡さん(51)と、いずれもJR船橋駅員の柳川治史さん(25)、平野佑馬さん(22)、庄司一貴さん(22)。

 清水さんらによると、男性は昨年12月13日、JR船橋駅の改札口近くで突然意識を失って倒れた。清水さんが男性に気付いて救命にあたり、橘さんはAEDを取りに行き、柳川さんらに応援を求めた。

 橘さんらはAEDを男性に装着して起動させ、柳川さんらが胸骨圧迫などを行って蘇生させた。

 AED研修を受講していた橘さんは「保育士なのでいざという時に備えて研修は受けていた。冷静に対処でき、男性の命を救えてうれしい」と喜び、自社のAEDを使った現場に立ち会った中村さんは「まさか救命現場に居合わせると思わなかったが、蘇生できて良かった」と話した。

 小形署長は「皆さんの勇気ある救命行動と適切な措置に心から感謝する」と述べた。


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