「夢諦めず挑戦し続けて」 元なでしこ木原梢さん講演 東金・鴇嶺小

元なでしこ木原さんは現役時代の写真を紹介したりしながら競技人生を振り返った=3日、東金市
元なでしこ木原さんは現役時代の写真を紹介したりしながら競技人生を振り返った=3日、東金市

 女子サッカー「なでしこリーグ」で優勝経験もある元選手の木原梢さん(39)が3日、東金市の市立鴇嶺小学校で講演した。木原さんは挫折と成功を繰り返した競技人生を振り返り、「諦めず夢に挑戦し続けて」と児童に呼び掛けた。

 木原さんは福岡県出身で9歳でサッカーを始めた。短大を経て2001年に「さいたまレイナス」(現浦和レッズレディース)に入団し、04年と09年にリーグ優勝した。16年に引退し、少女のためのサッカースクールを運営したり女子チーム「オルカ鴨川」でコーチを務めるなどして後進の育成に取り組んでいる。

 5年生を対象に講演した木原さんは、教室の黒板に上昇と下降の折れ線を引いて自身のサッカー人生の山と谷を図示しながらそれぞれの転機を語った。

 「サッカー選手」の夢を追い練習に明け暮れるも女子1人で肩身が狭かった中学生時代や試合に出られなかったプロ時代、競技の引退などを下降線でたどった木原さん。そんな挫折を乗り越え上昇線を描いたときには「いつでも家族や仲間の支えがあり前向きになれた」と振り返り、「絶対に一人じゃない。夢を見つけたら周りの人と支え合いながらチャレンジを続けて」と強調した。

 現役を退いた今でも「一人でも多くの女の子にサッカーの楽しさを伝えたい」「オルカ鴨川を強くして古巣の浦和に勝たせたい」という二つの夢があることを語った。

 講演を聞いた児童も「宇宙旅行をしたい」「サッカー選手になりたい」「保育士になって子どもを笑顔にしたい」など思い思いに夢を発表し、挑戦していくことを誓った。


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