「8月から段階的に開庁」 対話集会で村越市長方針 市川市新庁舎

新庁舎の新計画について説明する村越市長=26日、市川市
新庁舎の新計画について説明する村越市長=26日、市川市

 市川市が建設中の新庁舎を巡り、同市の村越祐民市長は26日、開庁時期について「8月に完成した部分から開けることも検討している」と述べた。同日開かれた市民との対話集会「タウンミーティング」で明らかにした。

 新庁舎は当初、今年8月に開庁予定だったが、村越市長が手続きのワンストップ化を進めるとして、新たに階段を設置する方針を決定。追加工事費などで事業費が計約1億5千万円かかり、開庁が約5カ月遅れることなどから、昨年の12月定例市議会で当初の予定通り開庁するよう求める決議が可決されている。

 村越市長はこの日、開庁時期について「階段を造るには時間がかかる。1階2階で、将来市民が使うスペースが機能するのは来年の1月になる」と延期する理由を説明。その上で「議場や管理部門のフロアは出来上がっている。安全性など配慮しながら、8月中に開けられるところは開ける方向で検討したい」と段階的に新庁舎をオープンする方針を示した。

 階段設置などにかかる費用については「工事は進めると余剰金が出る。決まった予算の余ったお金の中で工事をする」と総費用の予算内で設置する考えを明らかにした。

 市民からは「(新計画は)市長の独断と偏見だ」とする批判の声の一方、「考え方が進んでいる。やや説明が足りないので、そこを注意して進めてもらえれば」などと賛同する意見も出た。


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