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独自栽培ブルーベリーで酢 千葉商科大生×木更津の農園 共同開発、販路開拓も

開発を手掛けた加藤さん(右)ら=市川市
開発を手掛けた加藤さん(右)ら=市川市
道の駅での販売開始日には学生たちが手作りのブースで販売を実施。試飲も行った=市川市
道の駅での販売開始日には学生たちが手作りのブースで販売を実施。試飲も行った=市川市

 千葉商科大学(市川市)の学生と木更津市の観光農園が共同で開発した「ど根性栽培ブルーベリー飲む果実(フルーツ)酢」が、市川市国分の「道の駅いちかわ」で販売されている。農園の独自の栽培法をPRし、木更津市に足を運んでもらうことが目的。学生たちは「多くの人に木更津のブルーベリーを知ってほしい」と期待している。

 開発を手掛けたのは、同大学人間社会学部の斉藤紀子准教授のゼミ生ら。同ゼミは、地域コミュニティーの衰退などの社会的課題をビジネスで解決する手法を研究している。

 学生たちは昨年12月、研究の一環で、ブルーベリーを木更津の名産にしようと奮闘する木更津市真里谷の観光ブルーベリー園「エザワフルーツランド」を訪問。同園代表、江沢貞雄さん(72)が独自に考案した無農薬で人為的な水やりをしない栽培法「ど根性栽培」に接した。

 同園は同栽培法を他の観光農園にも広めるなどしており、同市内陸部の地域振興にも熱心に取り組む。ブルーベリーに懸ける思いに触れた学生たちは「もっとこの栽培法や思いが広まってほしい」と、共同での商品開発がスタートした。

 商品開発は健康志向の強い人をターゲットに「酢」を用いることで一致。約5カ月をかけ、今年3月に果実酢が完成した。ボトル1本(200ミリリットル入り)当たり同園で収穫したブルーベリー160グラムを使い、ブルーベリー酢と粗糖のみで製造。商品名は、江沢さんの栽培法にちなんだ。

 当初は木更津市内の農協などで販売したが、さらに販路を広げようと学生自らが市川市などに交渉。道の駅での販売が決まった。販売開始当日にはゼミ生らが道の駅に駆け付け、飲み方や食材との合わせ方を書いたパンフレットも配布。直接客にPRした。

 同大のゼミ生、加藤諒さん(20)は「どうしたら独自の栽培法が広まるかに力を入れて商品を考えた。一人でも多くの人に飲んで、木更津のブルーベリーを知ってほしい」と願った。

 「ど根性栽培ブルーベリー飲む果実酢」は1本1700円(税別)。


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