寄贈の金子周次作品展示 木版画や水彩画など16点 銚子市役所

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銚子市役所1階ロビーで開かれている金子周次展
銚子市役所1階ロビーで開かれている金子周次展

 近年、評価が高まっている木版画家・金子周次(1909~77年)の作品を展示した「郷土銚子を愛した孤高の木版画家金子周次展」が7日、銚子市役所庁舎1階ロビーで始まった。作品を入れ替え18日まで展示する。

 金子は同市中央町にあった履物店武蔵屋の四男として生まれ、木工製作所などで働きながら創作に取り組み日本版画院展(棟方志功主催)で新人賞を受賞。食べ物を持ってきてくれた人にお返しとして作品を手渡すなど、同市天王台の元豚舎を住まいに質素な暮らしを続ける中で、銚子の風景や人々の暮らしをテーマにした作品を残した。

 市内に住むおいの金子福二郎さん(87)が今年5月、「管理できず粗末になってしまう」と、知人からもらい受け物置にしまったままだった金子の木版画や水彩画など815点を市に寄贈。市で整理・保存作業が終わったことから一部を公開することにした。

 寄贈品は市民センターで収蔵し、今後の公開は未定。問い合わせは市生涯学習課、電話0479(24)8739。