天災乗り越え鮮やかに 山武で菊花展、8日まで

大小色鮮やかな274点が並んでいる=山武市
大小色鮮やかな274点が並んでいる=山武市

 大小さまざまの鉢植えの菊が並ぶ「菊花展」が、山武市の成東文化会館の前庭で開かれている。今年は台風や大雨、病害虫の大発生などに悩まされ昨年より出品点数が大きく減ったが、天災を乗り越えた274点が来場者を楽しませている。2日には審査会が開かれ、元中学校教諭の川野宏さんの作品が最高賞の市長賞と審査員長賞を初受賞した。8日まで。

 同市菊花愛好会(秋葉剛一会長)が主催し57回目。会員が1年かけて育てた作品が並んでいる。会員は1株から長く伸ばした3本の枝の先端に花を咲かせる「盆養」や、3本立てでも草丈が低い「だるま」など9部門ごとに制作した。審査会では、各部門のトップ9作品から受賞作を選んだ。今年は多くの会員が、9月の台風15号でハウスが飛ばされたりといった被害に悩まされたという。

 退職後の新たな趣味作りにと菊の栽培を始め5年目になったという川野さんは「最初は見よう見まねで失敗も多かったが、最近になってやっと手応えが出てきた。受賞を励みに来年も頑張りたい」と喜んだ。

 午前9時~午後4時。入場無料。毎日先着100人に苗のプレゼントがある。問い合わせは同館(電話)0475(82)5222。


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