赤褐色のヒナバッタ初公開 東金で昆虫展、4日まで開催 珍種クワガタも

初公開の赤褐色のヒナバッタ=3日、東金市
初公開の赤褐色のヒナバッタ=3日、東金市
昆虫展で生きたまま展示されることはめったにないという国内最小のマダラクワガタも見られる
昆虫展で生きたまま展示されることはめったにないという国内最小のマダラクワガタも見られる

 500~1000分の1の確率でしか見られないという体が赤褐色になったバッタ「ヒナバッタ」が、東金市内で開かれている昆虫展で初公開され、来場者の目を楽しませている。最終日の4日には国内では東京都の硫黄島にしか生息していないクワガタムシやこの時期では珍しい国産カブトムシなどと触れ合うこともできる。
 
 同市求名の城西国際大学で開かれている文化祭の中で、市内の県立農業大学校病害虫専攻のスタッフが出張展示している。
 赤褐色のヒナバッタは大網白里市内で10月末に捕獲されたメス。同専攻の清水敏夫准教授によると本来は茶色い種だが突然変異した。成長に伴い赤が退色していく場合もあるというが「成虫でここまで赤いのはなかなか見られない」と話す。
 
 昆虫展2日目の4日にはもう一つの目玉となるクワガタ「イオウマメクワガタ」も並べる。イオウマメクワガタは発見されたのが1990年代と比較的最近で、南洋諸島にいる「フィッシコリスマメクワガタ」と混同されている可能性もあるが、国内では硫黄島にしかいない。硫黄島は民間人が立ち入れない場所で、生きたままで展示される機会はめったにないという。
 
 さらに、サイズが米粒ほどで国内最小といわれるクワガタ「マダラクワガタ」や、積算温度を管理し羽化を遅らせたことで秋のこの時期になっても生きている国産カブトムシなど25種類の昆虫を触って楽しめる。75箱の色鮮やかなチョウや甲虫の標本も見学でき、清水准教授や同教室の学生に解説してもらえる。
 午前10時45分~午後4時。問い合わせは清水准教授(電話)080(5388)0293。


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