「まるごとしすい」オープン 産業観光振興の拠点に

町の情報発信館「まるごとしすい」の開所式でテープカットを行う小坂町長(中央)ら関係者=9日、酒々井町
町の情報発信館「まるごとしすい」の開所式でテープカットを行う小坂町長(中央)ら関係者=9日、酒々井町
館内で行われた「楽市」の野菜などを買い求める町民ら
館内で行われた「楽市」の野菜などを買い求める町民ら
「まるごとしすい」開所
「まるごとしすい」開所

 酒々井町の産業や観光振興促進に向けた拠点施設「まるごとしすい」の開所式が9日、同町飯積の酒々井アウトレット近くの現地で行われた。関係者約50人が出席し、中小企業などへの支援や住民グループの活動の場も兼ねた町の新たな施設の完成を祝った。

 町によると、年間約600万人が訪れるアウトレットの買い物客を市街地に誘致しようと、2017年に国有地を取得し計画を進めてきた。13年にオープンしたアウトレット内に、町は観光情報コーナーを設けたが、販売活動などに制約があるため、町の特産品などの販売や情報発信もできる案内所の整備が課題となっていた。

 まるごとしすいは、鉄骨造り平屋建てで、延べ床面積約186平方メートル。個人やサークルなど向けの多目的ホールのほか、展示棚を設けている。昨年12月に着工し、8月までかけて内装などを仕上げた。総事業費は約1億1090万円。

 小坂泰久町長は「多目的ホールは利用する町民の皆さんの意見を聞いて、柔軟に対応していきたい。町を知ってもらうのはもちろん、起業活動もできる場なので、町の産業が育ってくれたら」と期待を寄せた。


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