ふくよかなウナギ到着 土用の丑前に通関検査 成田空港

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空輸で到着したウナギを確認する西勝社長と税関職員=17日、成田空港
空輸で到着したウナギを確認する西勝社長と税関職員=17日、成田空港

 土用の丑(うし)の日(27日)を前に、成田空港では17日、ウナギの輸入が最盛期に入り、輸入業者や税関職員が中身を確認する検査業務に追われた。

 空港内の保税蔵置場にはこの日、空港近くの輸入業者「丸勝」(成田市新田)が輸入した台湾や中国産のウナギ計3トン(約1万5千匹)が到着。全長約35センチ、重さ約250グラムの活きの良いウナギが袋から大型トレーに移し替えられ、東京税関成田支署職員の通関検査を受けた。

 同支署によると、梅雨寒などが影響し、21日から本格的な輸入のピークに入る。同社では土用の丑の日に合わせて約20トンを輸入する予定で、この日に到着したウナギは18日から20日にかけて、首都圏の卸売業者やかば焼き店などに出荷されて消費者まで流通する。本年のシラスウナギの不漁により、値段は卸値で1キロ当たり約5500円と例年より1割ほど高いという。

 同社の西勝光治社長(70)は「シラスウナギが少なかった分、大事に育てられた良いウナギが入っている。ふくよかなウナギを食べてほしい」と話した。

 同支署によると、成田空港の1~5月のウナギ輸入量は前年同期比で5・8%減、金額は同10・2%減。同期間では、成田空港が全国の輸入量の約7割を占める。