野田市5年連続放鳥 コウノトリ カズとレイ

飼育舎を飛び立った雄のカズ=3日、野田市
飼育舎を飛び立った雄のカズ=3日、野田市

 国の特別天然記念物・コウノトリの野生復帰に取り組む野田市は3日、同市三ツ堀の飼育施設「こうのとりの里」で4月誕生した幼鳥の雌雄2羽を施設外へ放った。放鳥は5年連続。

 2羽の名前は新元号「令和」の文字から取った雄の「カズ」と雌の「レイ」。放鳥は飼育舎の天井の網を開け、自らの意思で飛び立たせるソフトリリースの方法を採った。

 午前10時の天井開放の前後、2羽は飼育舎の中で翼を広げたり親鳥と並んで過ごしたりした。カズは昼すぎに、レイは夕方に飛び立ち、観察舎の上空を旋回し近くの水田に降りた。市は2羽に衛星利用測位システム発信機と足輪を付け、行動の調査を行う。

 2羽は、野田市が多摩動物公園から有精卵を譲り受け、施設で育てているコウくん、コウちゃんの親鳥ペアに托卵し誕生。2015年以降、放鳥は計11羽となった(うち3羽が死亡)。


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