フェンシングに熱視線 千葉県内競技、児童ら2千人観戦へ 千葉市 【2020東京オリ・パラ】

アジアフェンシング選手権を観戦する生徒たち=13日、千葉市中央区の千葉ポートアリーナ
アジアフェンシング選手権を観戦する生徒たち=13日、千葉市中央区の千葉ポートアリーナ

 東京五輪で千葉市美浜区の幕張メッセが会場となるフェンシングの事前大会に、千葉県内の子どもたちが熱視線を送っている。同市中央区の千葉ポートアリーナで13日から始まったアジアフェンシング選手権を市内外の小中学生が観戦し、一流選手の鋭い剣技に歓声を上げた。18日までの大会期間中、約2千人の児童生徒が訪れ、千葉県開催競技への関心を高める。

 来年に迫った“スポーツの祭典”を盛り上げるため、事前大会を子どもたちに見てもらう県と千葉市の取り組みの一環。アジアの強豪選手が参加する同選手権は、13~18日の期間中に同市内の14校など県内計20校の小中学生ら約2千人が観戦する。

 初日に訪れた習志野市立第七中学校は、「頑張れ日本代表」などと応援する生徒手作りの横断幕を持参。2年生と教職員の約150人が、イヤホンで現役選手の解説を聞きながら声援を送った。

 県は東京五輪に向け、日本フェンシング協会と協定を結び、競技普及に取り組んでいる。協定に基づき同校では1月、リオデジャネイロ五輪に出場した徳南堅太選手(31)らを招いたフェンシングの体験会が行われていた。

 実際の大会を間近に見た同校の八巻奈々さん(13)と小見山あずみさん(13)は「剣が交わる音が聞こえて迫力がある」「選手の雄たけびがすごい」と、臨場感たっぷりの真剣勝負にくぎ付けになっていた。早部光彦教頭(55)は「将来的に選手を目指す生徒が出たらうれしい」と期待した。

 開催地の千葉市は同選手権で、運営費1千万円を援助したほか、学校や企業へのポスター掲示を支援。市内の児童生徒も観戦に訪れ、地元が舞台の五輪競技への理解を深めるとともに大会機運を醸成する。


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