空港初、警備ロボ NAA・五輪向け来月導入

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点検用アームでゴミ箱内を点検する警備ロボット(NAA提供)
点検用アームでゴミ箱内を点検する警備ロボット(NAA提供)

 東京五輪・パラリンピックに向け、成田国際空港会社(NAA)は23日、成田空港内のターミナルを巡回警備する「自律走行型巡回監視ロボット」を導入すると発表した。NAAによると、国内空港で初となる警備ロボットで、6月3日から館内警備に目を光らせる。

 NAAによると、導入されるのは「セコムロボット X2」で、巡回警備や立哨警備のさらなる高度化・効率化を目指し、第1・第2ターミナルに各2台導入する(9月までは各1台)。完全自律走行(自動巡回・障害物回避)、全方位カメラによる監視、画像解析による異常検知(放置物の有無など)、緊急時にロボットを介した監視室との通話、点検用のアーム(熱画像センサー実装)の各機能を備える。

 高さ約1・2メートル、幅約84センチで重さは約230キロ。アームは最大全長1・2メートルで、先端に距離画像センサーや熱画像センサー、金属探知機を搭載。最大時速は10キロだが、通常時は4キロに制限され、威嚇音声、威嚇ランプもある。

 これまで警備員の目で実施していた巡回監視業務に、ロボットのカメラを通じた画像監視などが加わることで、人とロボットの力を融合させた、より高度で効率的な館内警備が実現できるという。

 NAAは「さまざまな分野でロボットなどの最先端技術を活用し、お客さまにとって『安全・安心・快適』な空港を目指す」としている。