サーファー救助で感謝状 一宮のタレント「力になれてうれしい」

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感謝状を受け取り笑顔の白波瀬さん。左は板垣茂原署長=16日、茂原署
感謝状を受け取り笑顔の白波瀬さん。左は板垣茂原署長=16日、茂原署

 一宮町在住のフリータレント、白波瀬海来(しらはせ・かいら)さん=21歳=が溺れているサーファーを救助し、茂原署長から16日、感謝状が贈られた。同町の一宮海岸で7日、ボディーボードをしていて、沖で助けを求めている横浜市在住の男性(22)を海岸まで誘導した。

 「波に乗っていて、手を上げているサーファーに気付いたが、その時は溺れているとは思わなかった」。岸に着いて、男性の友人が慌てて電話しているのを見て分かり、「考える余地もなく、すぐに行った」と沖に戻り、ほぼ動けなく、口もきけない状態の男性の背中を押し、ボードに捕まらせたという。

 同署によると、男性は自分はボードを持たず、初心者の友人を指導していたが、波にさらわれ動きが取れなくなった。白波瀬さんは「複雑な波で、難しいコンディションの日だった」と振り返る。

 高校までは水泳でオリンピックを目指していたというほど泳ぎには自信がある。「泳げない人は、波が高い場所に入らないでほしい。自分の責任ですから」と厳しい言葉も。

 千葉市美浜区出身で、女優として映画に出演。3年前にサーフショップを経営する父親の勧めで、ボディーボードを始めた。「初めて乗った瞬間に、とりこになった」と昨年7月に一宮町に移住。現在はサーフィン関係のモデルなどをしながら、本格的にボディーボードに取り組み、今年はプロ登録して大会に出場するという。

 板垣和也署長から感謝状を受け取り、「誰かのために何かするのが好きなので、本当にうれしい。むしろありがとうございましたと言いたい」と笑顔で話した。