「これで布団が干せる」 香取の社福協が干し場設置 湿気に悩む仮設住宅

仮設住宅の敷地内に布団の干し場を設置する地元の社会福祉協議会メンバーら=22日、香取市新部
仮設住宅の敷地内に布団の干し場を設置する地元の社会福祉協議会メンバーら=22日、香取市新部

 東日本大震災で被災し、30世帯が入居している香取市の仮設住宅敷地内で22日、地元の社会福祉協議会のメンバーが、共同の布団干し場を設置した他、駐輪場に屋根を取り付けた。仮設住宅内の湿気に悩まされていた入居者からは「これからは頻繁に布団が干せる」と笑みが広がった。

 仮設住宅は、敷地内に雨水などがたまらないよう住宅の床下に水が流れ込む設計がされてる。このため室内は湿気が生じやすく、入居者からは「布団は直接敷けないので、すのこの上に敷いている。しかし、すのこもかびてしまう」との声も出ていた。

 一方、敷地内には共同の布団干し場がなく、入居者が個人で物干し用品を購入したり、簡易的に設置したりしているのが現状。そこで週1回程度、仮設住宅の見回り支援を実施している地元の新宿地区社会福祉協議会の有志らが鉄製パイプを用意し、干し場を4カ所設けた。


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