2019年3月24日 05:00 | 無料公開

大粒の焼きたてハマグリに長蛇の列ができ、にぎわった=23日、九十九里町
九十九里町の特産品のハマグリにちなんだ「ハマグリまつり」(町主催)が23日、同町の観光施設「海の駅九十九里」で開かれた。ハマグリを知ってもらうための取り組みで初開催。目玉の焼きハマグリ無料配布には長蛇の列ができ、大勢の親子連れが焼きたてを頬張っていた。
ハマグリは同町など九十九里浜一帯で採れる名物。栄養豊富で古来から各種料理に使われている。
この日用意されたハマグリは手のひらサイズの大粒で約100キロ分。役場職員らが一つ一つ丁寧に炭火で焼き上げた。来場者は焼きたてのみずみずしさとぷりぷりした食感に大喜び。
また、会場の一角ではツイッターなどSNSに会場風景や町の魅力などを投稿した人が対象のくじ引きコーナーも。来場者は係の人にスマートフォンなどの投稿画面をその場で見せて参加。近くのホテルの宿泊券や貝殻ストラップなどの景品に笑顔を見せた。
担当者は「多くの人に町の魅力を知ってもらい、足を運んでもらうきっかけづくりをしたい」と期待。焼きハマグリの写真を投稿しくじ引きに参加したという男性は「新しい取り組みで面白い」と話していた。