市民ら通学路の側溝清掃 放射能対策で3小中校 流山

校門前の側溝を清掃する市民ら=22日、流山市立西深井小学校
校門前の側溝を清掃する市民ら=22日、流山市立西深井小学校

 放射能対策の一環として流山市は22日、市民有志の協力を得て、市立3学校の通学路の側溝清掃を実施した。保護者や地域の自治会メンバー、教員ら計約150人が、市が作成したマニュアルに沿って、校門周辺の側溝にたまった土砂や落ち葉などを手作業で取り除き、放射線量の低減を図った。

 福島第1原発事故の影響で、同市を含む東葛地域は放射線量が比較的高い「ホットスポット」と指摘されている。特に、側溝は雨水がたまりやすいとされ、市独自の放射線量測定でも高い数値が出ていた。

 そこで市は、市民の不安解消のため、学校敷地外の通学路にまで側溝清掃の範囲を広げることにした。ただ、通学路は範囲が広く、業者に発注するには多額の予算と長期の時間が必要。打開策として市は、市民の協力を得ながら進めていく方針を決め、そのためのマニュアルを作成した。

 同日実施したのは西深井小、東深井小、東深井中の3校。保護者や地域住民らが放課後の時間帯を使って清掃活動を行い、マニュアルに沿って軍手やゴム手袋・長靴を着用し、スコップや熊手などで側溝の土砂やごみなどを取り除いた。


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