壁画に託す世界平和 アフリカの児童と制作 八千代・大和田南小6年生

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エチオピアの小学生と共同制作した壁画を囲む大和田南小の6年生=八千代市
エチオピアの小学生と共同制作した壁画を囲む大和田南小の6年生=八千代市
八千代市立大和田南小学校の6年生が、世界平和をテーマにアフリカ・エチオピアの小学生と共同制作した壁画が完成した。 
八千代市立大和田南小学校の6年生が、世界平和をテーマにアフリカ・エチオピアの小学生と共同制作した壁画が完成した。  

 ユネスコスクールに加盟した八千代市立大和田南小学校(田中一成校長)の6年生約110人が、世界平和をテーマにアフリカ・エチオピアの小学生と共同制作した壁画が完成した。同小体育館に飾られており、卒業する6年生にとって最高の思い出となりそうだ。

 6年生は、「アートマイル国際交流壁画共同制作プロジェクト」として同国の小学校「マスカラム・プライマリー・スクール」の児童と壁画作りに取り組んできた。専用シート(縦1・5メートル、横3・6メートル)の一部に6年生が絵を描き昨年末、同国に送付。現地の子どもたちが残りのスペースに描き加え完成した。

 中央付近には、同国のアムハラ語と日本語で「平和」と記したハートや、手をつなぐ両国の子どもなどがカラフルに描かれている。裏には両校児童の氏名などが書き込まれている。同国から帰国した青年海外協力隊員が壁画を持ち帰り先月下旬、大和田南小に届いた。6年生は、仕上がりぶりに驚き喜んだ。

 壁画は今月15日の卒業式まで体育館に設置され、6年生を見送る。田中校長は「一年間の学びの集大成。卒業の思い出となるほか、子どもたちの誇りや心の支えとなるだろう」と活動の意義を強調した。その後、壁画は同プロジェクトを手掛ける「ジャパンアートマイル」に送るという。

 ユネスコスクールは、ユネスコ憲章に示されたユネスコの理念を実現するため、平和や国際的な連携を実践する学校。