ランバイクで世界一 安定の走りで見事栄冠 佐倉の高平理智君(10)

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ランバイクの世界選手権で優勝した高平君
ランバイクの世界選手権で優勝した高平君

 佐倉市立下志津小学校4年の高平理智君(10)が中国・広州で開かれた「ランバイク」の世界選手権大会で優勝した。約1500人の出場選手の頂点に立った高平君は「世界一になれてうれしい」と喜びをかみしめた。

 ランバイクはペダルがなく、足で地面を蹴って進む子ども用の二輪の乗り物。自転車のようにまたがって乗る。

 中国のランバイク団体が主催する世界選手権「世界車王賽」は昨年12月30日~今年1月1日に開催。中国本土や台湾、香港、タイ、マレーシア、米国などさまざまな国の選手が約300メートルのコースを走って速さを競う中、高平君は予選から決勝までの4回のレースで安定した走りを披露し、見事栄冠を手にした。

 高平君は「カーブを速く曲がることができた。行きたい方向をしっかりと見て、バイクに方向を教えたのが良かった」と勝因を分析。「相手選手も速くて難しかったけど、レースは楽しかった」と振り返った。

 クリスマスにランバイクをプレゼントされたのをきっかけに3歳からスタート。4歳で日本チャンピオンになるなど、幼い頃から頭角を現してきた。3~5歳の頃は1日2時間の練習をほぼ毎日行い、それ以降も週2~3日の練習を続けてきた。日本一には何度も輝いており、ランバイク界では国内外で知られる有名人だ。

 競技は9歳までの制限があり、高平君は世界選手権を最後に卒業。今は、小学2年時から並行して続けてきたポケバイの練習に励むとともに、ランバイクの講習会を行うなど、後進の育成にも力を入れている。

 将来はオートバイレーサーを目指している高平君。「バイクレースの世界選手権『MotoGP』でチャンピオンになりたい」と夢を膨らませる。また、日本ランバイク協会の代表理事を務める父の悠生さん(38)は「佐倉を拠点にランバイクを盛り上げていきたい。練習場所が少ないので、市内にコースができるように市など関係先に働き掛けたい」と話している。