一足早く「ひな祭り」 中心市街地のにぎわい願い JR千葉駅など3月3日まで

  • LINEで送る

JR千葉駅中央改札先のエレベーター途中に展示されたひな飾り=16日
JR千葉駅中央改札先のエレベーター途中に展示されたひな飾り=16日

 千葉市中央区の中心市街地周辺で16日、まちを回遊してもらおうというイベント「千葉おもてなしひな祭り」が始まった。JR千葉駅やホテル、飲食店などの計60カ所以上に七段飾りやつるし雛(びな)が展示され、まちは一足早く春の装いだ。3月3日まで。

 同イベントは4回目。「当時は中心市街地からデパートの撤退話が相次ぎ、まちのにぎわい喪失への危機感から急きょ企画した」と、実行委員会会長を務める千葉商工会議所女性会の高梨園子会長は振り返る。

 初回はひな人形だけだったが、2回目からは同会会員らが手作りした創作つるし雛も仲間入り。つるし雛でまちおこしをしている御宿町の商工会女性部に指南を受けた。今も月1回、講習会を開き制作を続けている。市民から提供されるひな人形も増え、イベントは年々豪華に。

 中心市街地の活性化とともに、美浜区の幕張メッセでも競技が行われる2020年東京五輪・パラリンピックに向けておもてなしの意識を広げることもイベントの目的。初回から協力してくれている勝浦市のビッグひな祭りもPRしている。

 「中心市街地が元気になることを祈りながら、つるし雛を作っている」と高梨会長。「幕張に来た観光客を中心市街地に呼び込みたい。20年を見据えて、人と人のつながりの基盤を今回のイベントを通してつくっていけたら」と願った。

 問い合わせは同会議所(電話)043(227)4103。