「甘熟シルクスイート」人気 食べやすく女性に大受け 香取・さつまいもの石田農園

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「甘熟シルクスイート」をPRする石田専務=香取市荒北
「甘熟シルクスイート」をPRする石田専務=香取市荒北
貯蔵庫で熟成を進めるサツマイモ
貯蔵庫で熟成を進めるサツマイモ

 香取市荒北の「さつまいもの石田農園」(石田雅彦社長)が開発した焼き芋の新商品「甘熟シルクスイート」(410円)の売れ行きが好調だ。通常の芋より小さく、食べやすいことなどから女性を中心に人気を集めており、用意した3千袋は間もなく完売となる見込み。予想以上の売れ行きに同社はうれしい悲鳴を上げている。

 ジッパー付きの袋に小さなサイズの芋が4~6本(計300グラム)入っている同商品は、滑らかな食感とお菓子のような甘さが魅力。同社のホームページと「水の郷さわら」「くりもと紅小町の郷」の二つの道の駅で取り扱っている。

 サツマイモの新品種「シルクスイート」を原料に、中でも小さな芋に目を付けた。10月に収穫後、外にさらして朝晩の気温の寒暖差で糖化を進め、穴蔵で約2カ月熟成。糖度は40度を超える。

 石田湧大専務(25)は、2015年に市内の道の駅で市場調査を行った結果、「30~50代の女性は食べやすいサイズの焼き芋を口にしたいと思っている」と分析。2017年12月にベニハルカを使用した「甘熟べにはるか」に続き、今回の「甘熟シルクスイート」を開発した。

 焦げ目が付かないように焼いているため、栄養価の高い皮まで丸ごと食べられるのも特長。石田専務は「想定外だったが50~60代の男性からも注文が入る。万人受けするものができた」と胸を張る。

 同社は10ヘクタールの土地でサツマイモの栽培から加工販売まで行う。昨年3月に法人化した。