写楽が旅客おもてなし 1ビル地下に壁面装飾 成田空港

写楽の浮世絵が空港利用者をおもてなししている=成田空港第1ターミナル地下コンコース
写楽の浮世絵が空港利用者をおもてなししている=成田空港第1ターミナル地下コンコース

 成田空港第1ターミナル地下コンコースに、東洲斎写楽による浮世絵の重要文化財「三代目大谷鬼治の江戸兵衛」をはじめとする壁面装飾がお目見えし、空港を利用する旅客らを日本美術の名品でおもてなししている。

 成田国際空港会社(NAA)では空港利用者の満足度追求を目指し、昨年度から東京国立博物館、スリーエムジャパンとのコラボレーションで、日本の魅力発信やターミナル内の空間演出に取り組んでおり、今回の壁面装飾により対象エリアがさらに拡大した。

 コンコース上の壁面や天井面には、写楽はじめ重要文化財の「歌舞伎図屏風」(菱川師宣)、「婦女人相十品・ポッピンを吹く女」(喜多川歌麿)など、東京国立博物館所蔵の日本美術を代表する12件の名作がダイナミックに展開されている。

 NAAでは「日本人だけではなく訪日客にとっても、日本を体感してもらえる魅力ある空間となった」とアピールしている。

 一方、北ウイング連絡通路と南ウイング連絡通路では昨年度から、「冨嶽三十六景」(葛飾北斎)や国宝の「洛中洛外図屛風舟木本」が展開されている。


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