海と店舗で人命救助 松井さんら表彰 船橋中央消防署

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人命救助に協力し表彰状を受け取る原口さん(左)と松井さん=船橋市消防指令センター
人命救助に協力し表彰状を受け取る原口さん(左)と松井さん=船橋市消防指令センター

 船橋市中央消防署(中村修署長)は、市内で人命救助に協力したとして東京都立川市の会社員、原口真一さん(48)と船橋市の看護師、松井陽子さん(49)、イトーヨーカドー船橋店に感謝状を贈り、勇気ある行動をたたえた。

 原口さんは昨年9月9日、同市潮見町のふなばし三番瀬海浜公園付近でウインドサーフィンをしていたところ、潮干狩りに来ていた女性(59)がおぼれているのを発見。女性のいた方角は風上だったが、帆を操り近づき、ボードに手を掛けさせながら岸へ引き寄せた。女性にけがはなかった。

 「過去に近くでウインドサーファーが亡くなった事故があり、いつも周りに気を付けていた」と原口さん。「今回は自分が助けることができて良かった」と胸をなで下ろした。

 松井さんは非番だった10月1日、イトーヨーカドー船橋店で買い物中、意識を失い倒れる男性(76)に気付いた。「自然に体が動いた」とすぐに近寄り、心臓マッサージやAED(自動体外式除細動器)を使い救命処置を施した。その後男性は無事に退院したという。

 従業員や警備員、店舗内にある病院の医師も駆け付け連携した。松井さんは「病院で学んだ医療はチームワークという心得が役立った。私だけの力ではないので、周りの人にも感謝したい」と話した。