2018年12月28日 05:00 | 無料公開

国への提案デザインに決まった作品「菜の花と桜と里山トロッコ」(市原市提供)
自動車の新たなご当地ナンバー「市原」の図柄選定を巡り、市原市は、7点のデザイン案の市民投票の結果などを踏まえ、小湊鉄道沿線の春の景色を描いた作品「菜の花と桜と里山トロッコ」を国への提案デザインに決定したと発表した。
市総合計画推進課によると、市民投票はウェブサイト投票と公共施設などでの一般投票、中学生による学校投票の計3方式。同作品は各投票で1位に輝いた。
制作者は香川県丸亀市のグラフィックデザイナー、垂水(たるみ)秀行さん。「市のPRだけでなく、ドライバーの穏やかな気持ちを引き出し、安全運転につながるよう願っている」と喜びのコメントを寄せた。
すでに提案の手続きを済ませており、国による審査や視認性の確認を経て2020年度中に交付される。