「未来予想図」作成 冬ダイヤ緩和で緊急提言 有志の会チラシ来年配布 【成田空港機能強化】

成田空港と地域の繁栄を目指す有志の会が作成したチラシ「成田空港圏未来予想図」
成田空港と地域の繁栄を目指す有志の会が作成したチラシ「成田空港圏未来予想図」

 成田空港の第3滑走路建設などに向けた地元有志による団体「成田空港と地域の繁栄を目指す有志の会」(旧成田第3滑走路実現を目指す有志の会、会長・山崎和敏・前多古町商工会長)は17日、成田市内で記者会見し、空港周辺を空港圏環状道路で結んだ未来図を描いたチラシ「成田空港圏未来予想図」を作成したと発表した。2019年1月中にも周辺10市町に約10万部を配布するという。

 チラシは、空港を中心に成田山新勝寺や酒々井プレミアムアウトレットなど既にある施設、新生成田市場など今後設置される予定の施設のほか、「よこしば新道」や「高谷川護岸道路」、多古町内のバスターミナルや物流基地、音の静かな次世代航空機、自動運転や空を飛ぶ自動車など、空港圏の近未来の夢を描く。裏面では、未来図実現に向けた規制緩和の必要性などを説明している。

 一方、同会は同日、「空港と地域の未来について」と題した緊急提言を発表。19年冬ダイヤからA滑走路の運用を深夜に1時間延長する方針について「冬ダイヤに合わせた緩和が時間的猶予としてギリギリで、内窓などの騒音対策も開始された現在では何ら問題がない」などと指摘。来年度中に地域振興の実施プランを策定する県に対しては「民間の自由な意見も聞き、地域住民が未来に夢を抱ける実施プラン策定を」などと求めている。提言は年内にも森田健作知事宛てに提出する予定。

 山崎会長は「夢と希望を持って作った。未来がこのようになるためには、規制緩和が非常に大事」と強調した。


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